A
邪魔だらけの人波を歩いた
絡まった私もこの一部で
何もないこの町の中では
同じような人ばかり
B
優しさなどに 振り回され
見捨てるなら構わないで
二度とって決めた 契る糸は
すぐに解ける
C
優しさを夢見たまま 千切れていくのか　
もう二度そんな真似はしないと誓った
どうしようと絡む糸に 嫌気を覚えて
自分で歩くと決めた 一つの道


A2
一人寂しそうな目をしたまま
歩くことだけで皆が優しい
細い糸などはいずれもすぐに
ちぎれ解けると知る
B2
一人で行ける 強さを持つ
絡む糸を解けるよう
結ばれるのを 請うような目は
もう止めたの
C2
人波に漂う糸 絡まないように
余分な糸なんかはもういらないから
全てを千切り解いて 一つになっても
私は歩んで行ける 理想の道

B3
幻想などに 振り回され
見捨てられる過去の私
二度とって決めて　契る糸を
全て解く
C3
幻を夢見ている　自分にさよなら
傷口を舐め合うだけの弱さなど捨て
光を求めるだけの　糸振り解いて
真実(ほんとう)の優しさを得る　最後の道


----------ひらがな------------
A
じゃまだらけのひとー[なみ]をあるいた
からまったわたしもこのいちぶで
なにもないこのー[まち]のなーかーでは
おなじようなひとばかり
B
やさしさなどに　ふりまわされ
みすてるならかまわないで
にどとってきめた ちぎるいとは
すぐにとける
C
やさしさをゆめみてただ ちぎれていくのか
もうにどとそんなまねはしないとちかった (きずぐちーをなめあうだけーのよわーさなどすて*
どうしようとからむいとに いやけをおぼえて
じぶんであるくときめた ひとつのみち


A2
ひとりさびしそうなめをしたまま
あー[るく]ー[こと]ー[だけ]ーでみながやさしー
ほそいいとなどはいずれもすぐに
ちぎれほどけるとしる
B2
ひとりでいける つよさをもつ
からむいとをほどけるよう
むすばれるのを こうよなめは
もうやめたの
C2
ひとなみにただよういと からまないように
よぶんないとなんかはもういらないから
すべてをちぎりほどいて ひとつになっても
わたしはすすんでいける りそうのみち

B3
げんそうなどに　ふりまわされ
みすてられるかこのわたし
にどとってきめて　ちぎるいとを
すべてほどく
C3
まぼろしをゆめみている　じぶんにさよなら
きずぐちをなめあうだけのよわさなどすて
ひかりをもとめるだけの　いとふりほどいて
ほんとのやさしさをえる　さいごのみち