「話があるよ」 そう言う貴方 私を乗せて車を出した
いつもの場所ね ハイウェイの傍 小さな橋の上
話し合ったね 二人のことを 今までのこと 未来のことも
どんなに2人 喧嘩をしても いつもこうして話をしてた

赤いテールランプの光 流れてゆくのを眺めながら
2人の未来もおんなじように 
遠くまで続いていくと 信じていた若かった2人 
言いたい事をぶつけ合ったら
2人の笑顔が明日を照らす ヘッドライトの光のように

今でも覚えているよ
貴方のその優しい笑顔
私を見つめるその眼差しが
何より大好きだった


「素敵な彼ね」 そう言われたよ 友達に貴方紹介すれば
見た目も素敵 でも誰よりも 心優しかった
楽しかったよ 貴方の家を 掃除するのも服洗うのも
「ご夫婦ですか?」 そう言われたね いつも2人で照れて笑った

不慣れな料理頑張ったよ 貴方が喜ぶ顔励みに
美味しくなくても食べてくれたね
だから毎晩帰りを待った 同じ時間に帰ってくれた
顔を見るたび幸せだから
2人の笑顔が日々を彩る 季節の花の色のように

今でも覚えているよ
貴方のその優しい心
私を愛するその真心が
何より大好きだった


ありがとう 今ではもう 遠い遠い昔の想い出<メモリー>
貴方を愛した あのひと時は 私の心の宝石<ジュエリー>
有難う 今ではもう どこでどうしているのかも知らない
でもそれでいい 私にとって 貴方は想い出の恋人  

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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想い出の恋人

誰にでも青春ってありますよね~
そんな青春の一こまを描いてみました

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投稿日:2008/06/08 22:26:16

文字数:609文字

カテゴリ:その他

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