いつもの窓から眺めてる　
通り過ぎてゆく　人波が
どこか違って見える午後は
ほんの少しだけ切ないな

なりたいものとか分からない
やりたいこととか分からない
それでもこの道の先には
誰かがいて欲しいと思う

素直にはなれなくて　器用にはやれなくて
いつからかあきらめて　流されているけれど

分かったフリはもうやめて
なかったことにしないから
ほんのちょっとだけでいい
優しさとかくださいな

いつもの街角消えてゆく
あの子の背中を目で追った
ため息とためらいを捨てて
今日は話しかけてみようか

未来など見えないよ　期待などしてないよ
それでもね　いつの日か　微笑んでいたいから

変わってくもの認めたら
閉まってたドア　また開いた
篭もった音をかき消して
笑った声を集めるよ

分かったフリはもうやめて
なかったことにしないから
もしもキミも同じなら
こんな歌でも歌おう