ジャケット

00:00 / 03:17

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

東京少女

見惚れていた
「さようなら」
そう紡いだ見返りに
明日を疑わずさ、通り過ぎて
また手を振る時間だ
目を細めて思い出した問答は
いつも同じだけ君を苦しめては
笑顔にする呪いだ

別れるその隙間に伝えたいの
目を閉じてしまうその一瞬に
君がくれたのはその先の夜明け

優しさの中で忘れてしまう
伝えたい事ばかりの日々は
ふっとした神様の気まぐれで
もう、掠れてゆく
主が理由を探すほどに
私を疎んで呪うのなら
今を生きる理由はそれでもいいかな、
とか、思うのです

遠回りな期待ばっか
重ねて暮らしていたんだ
勝手に裏切られる事ばかりが怖くて
覚えたての呪詛をがなっていた
君らが居なけりゃ、
ひとりで居れたら、
忘れてしまえば、
全てが終わるのに
なんて、さぁ

凪静まる街並みの中で
君の声だけが聞こえていた
きっと今、草臥れたその縹が生きる標し
終わりの未来をまた探して
いたずらに君に残るのなら
こんな歌忘れなきゃいけないから
「主も今、鼻歌になって消えてしまえ!」
伝えたい事も嘘になれば――

ふっとした神様の気まぐれさえ
痛くもない
見惚れていた
街並みの中で、視界の笑顔でまた笑える
きっと私は君とまた笑うために
生まれてきたんだ
ねぇ。

どんな今日でも構わないさ
こうして君とまた笑える
そんな夜を探していた
そうして息をまたしている

閲覧数:431

投稿日:2024/08/19 23:26:18

長さ:03:17

ファイルサイズ:7.5MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

ブクマつながり

もっと見る

クリップボードにコピーしました