差し込む光も 歩道の緑も 二人で見上げた空の青さも
失くして初めてわかった気がする あなたがいた時が世界の全てだった事
あの人がもしいれば 大袈裟なんて言うかもしれない
それでも他の誰かは考えられなくて
街を行き交う人達の 足音は早すぎて
一人取残された心
ずっとずっと 想っているよ もう二度と逢えなくても
きっときっと 廻り合える 今とは形変わっても
いつか笑顔で合えるその時を信じて
※
差し込む光も 歩道の緑も 二人で見上げた空の青さも
古いアルバムの中の写真のようにセピアの色に染まったまま
あなたの事を忘れることができたなら この世界の色を取り戻せるかな
失くして初めてわかった気がする あなたがいた時が世界の全てだった事
時折目に付くあなたの影を見るのが辛くて 少し寂しいけれど
思い出だけ空っぽの部屋に残して
窓から望んだ流れる木々達は 確かに新しい季節を告げていて
今までそんな事にも気付かずに
そっとそっと 触れてみれば散ってしまいそうな思い出が
そっとそっと しまっておこう空っぽになったあの部屋に
もう戻らない日々は新しい風に乗せて
廻る季節も 交わした約束も 願い叶える星空でさえ
祈り続ける僕らの願いを 厚い雲が隠してしまう
薄れ行くあなたの 声も匂いも 微かに残されたこの温もりも
失う辛さをいつまでも この胸に止めておくことはできない
※繰り返し
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