緑が燃える桜並木の
ベンチに腰掛け君の事を思い出してる
初めて手を繋いだあの日も
日差しが眩しいこんな晴れた日だったような
木漏れ日は今もあの日のまま
時々話してくれた夢は
なんだか不思議でまるでお伽話みたいね
身体に刻まれた温もりは
静かに囁く風が歌う声の中に消えた
君は今何しているのかな?
ぼんやり空を見上げて想う
「久しぶり」
声を届けたいけど・・・
今もまだ元気ならいいな
水平線の向こう側から
もし君の声が届くなら
「頑張れよ」
きっとこう言うから
前を見て進まなきゃ
緑が燃える桜並木で
君から届いた手紙に涙が零れ出る
キラキラ輝いた想い出は
綺麗に破いて君と過ごした街の中に捨てた
00:00 / 03:21
ご意見・ご感想