ゆらり揺らぐ景色のむこう
ひらりひらり堕ちる蜉蝣
霞む硝子うつる僕を
殴りつけて壊したい

心の中見える言葉
暗い闇が僕を蝕む
世界がすぐ消えてしまう
逃げ道などないのだろ？

いつか世界が終ると
誰かがそう言っていた気がするんだ
ならここが終わる前に
消えてしまえたらいいのに
だけど僕には出来ない
そんな勇気なんかは持ってないから
見上げた先にあるもの
それは終焉だと



越えて往ける壁はなくて
見えぬ光をひたすら望む
自分だけの欲望を求め
全て終わりが来てもなお

止まることない崩壊
跡形もなく消え去ってしまうんだ
僕らは何も出来ずに
見届けるしか術はなく
その運命に従い
抗うことさえも許されはしない
僕らに残されたもの
絶望と後悔



世界の終わりと始め
繋がってるのは公式上だけで
足しても×引いても
＝では繋がらない
止まることない崩壊
跡形もなく消え去ってしまうけど
残るものは在るはずだと
信じる僕は馬鹿？

いつか世界が終ると
誰かがそう言っていた気がするんだ
ならここが終わる前に
逃げてしまいたいと思う
僕にそれが出来るのか？
ワカラナイけれど抗おうとしよう
ふと見た先にあるもの
それが終焉だと



(以下ひらがな表記)


ゆらりゆらぐけしきのむこう
ひらりひらりおちるかげろう
かすむがらすうつるぼくを
なぐりつけてこわしたい

こころのなかみえることは
くらいやみがぼくをむしばむ
せかいがすぐきえてしまう
にげみちなどないのだろ？

いつかせかいがおわると
だれかがそういっていたきがするんだ
ならここがおわるまえに
きえてしまえたらいいのに
だけどぼくにはできない
そんなゆうきなんかはもってないから
みあげたさきにあるもの
それはしゅうえんだと



こえてゆけるかべはなくて
みえぬものをひたすらのぞむ
じぶんだけのものをもとめ
すべておわりがきてもなお

とまることないほうかい
あとかたもなくきえさってしまうんだ
ぼくらはなにもできずに
みとどけるしかすべはなく
そのうんめいにしたがい
あらがうことさえもゆるされはしない
ぼくらにのこされたもの
ぜつぼうとこうかい



せかいのおわりとはじめ
つながってるのはこうしきじょうだけで
たしてもかけてひいても
いこーるではつながらない
とまることないほうかい
あとかたもなくきえさってしまうけど
のこるものはあるはずだと
しんじるぼくはばか？

いつかせかいがおわると
だれかがそういっていたきがするんだ
ならここがおわるまえに
にげてしまいたいとおもう
ぼくにそれができるのか？
わからないけれどあらがおうとしよう
ふとみたさきにあるもの
それがしゅうえんだと