こころの中に　ふわり、落ちてゆく
静かに紡ぐ　よくできたフィクション
頭の奥は　甘く、溶けてゆく
散らかった部屋の　窓辺を見ている

未来はもう　わかっているのに
植木鉢の　湿り気が気になる
すぐ枯らしてしまう　あなたじゃダメだから
水をあげて　赤い葉を増やす

中途半端な好きだけでもいい
そっと　疲れた視線に頬笑みのウソ
並んで座るソファ　食べかけのケーキ
決まらないあなたとわたし

未来なんて　どうでもいいけど
植木鉢の　湿り気が気になる
すぐ枯らしてしまう　あなたじゃダメだから
水をあげる　そんな口実、よ

中途半端な好きだけでもいい
そっと　疲れた視線に頬笑みのウソ
並んで座るソファ　食べかけのケーキ
決まらないあなたと、まだ、一緒にいる

中途半端な好きだけでもいい
そっと　疲れた視線に頬笑みのウソをつく
並んで座るソファ　食べかけのケーキ
決まらないあなたと、まだ、強がるの
決まらないあなたと、わたし