何もしないまま1年が過ぎ去ろうとしている
色づく街で1人だけ取り残された気がして
やりたかった事　欲しいもの　何一つ決まっていない
同じ景色を見つめている　揺れる電車の中で

そうあの時どうにもならない　荷物を放り投げて逃げ出しては
そんな夢みたいな奇跡　願って
ねえ確かに見つけたぬくもり　悲しいニュースが流れる世界で
ひとつだけ残った優しさ　

春夏秋冬と　ただ季節は流れてゆく
このままでいいのかな　ふと自分に　問いかける
"ありがとう"って言葉　だけでは足りないくらい
見守っていてくれた　ただ味方でいてくれた

擦りむいた傷　気が付けばかさぶたになっている
戸惑いさえもいつの日か　笑いあえればいい

同じ季節同じ景色　しっかり感じて一緒に過ごした
日々は決して幻じゃない　本物
うわべだけの優しい言葉　かけても少しも心に残らぬ
そこに陥ったジンクス

春夏秋冬と　ただ季節は流れてゆく
留まりたいとしてもそれは決して許されない
西陽に照らされた家から駅までの道
見慣れた景色さえもいつの間にか変わってゆく
サザンカ　白く　咲いたら
変われる　気がした

春夏秋冬と　ただ季節は流れてゆく
このままでいいのかな　ふと自分に　問いかける
"ありがとう"って言葉　だけでは足りないくらい
見守っていてくれた　ただ味方でいてくれた
サザンカ　白く　咲いたら
変われる　気がした