レストランで運ばれてきた
グラスに映ったキミを見てた
目が合ってちょっと恥ずかしくなって
グラスのワインを飲み干したよ
淡い淡い僕の恋心に
火を点けたキミに見蕩れてた
目が合ってちょっと恥ずかしくなって
苦い珈琲飲み干したよ

光射し込む森の中
ホワイトパールのワンピースで
軽やかに踊る姿は
まるで映画のワンシーン

風に揺れてる
綺麗な髪を
もっと傍で見ていたくて
そっと手を伸ばしたくなって


はぐらかさないで聞いてよ
ボクこの気持ち伝えるから
照らし出す太陽が
キミを眩しくするんだ
動き出した時計が
始まりの鐘を鳴らす
一人じゃ始まらない物語
今から二人で始めよう




テーブル挟んだ向かい側
微笑み返すキミが居るコト
殺風景だった部屋の中は
幸せ漂うユートピアみたい
台所から微かに聞こえる
キミの口ずさむメロディで
静寂だった部屋の中は
小さなjukeboxみたいだね


他愛ないコトで笑ったり
肩寄せてテレビみたり
そんな些細なコトがこんなにも
幸せに感じられるなんて

だけどたまに不安になるんだ
この幸せな気持ち
在り来りになりそうで
一人で震える夜があるんだ


笑わないで聞いてくれるかな
こんな小さな不安だけど
キミは包んでくれるかな
この震える体のコトを
大丈夫だよって言って
抱きしめてくれるのかな
一人の寂しさなんか
もう感じたくないのに







溢れ出した不安の種
芽吹き出した寂しい思い
誰にも止められない
ボクにも止められない

欲しかったのはただ一つ
求めたのはただ一つ
永遠に変わるコトのない
ただ一つの平穏な空間なのに




崩壊していくボクらの部屋の片隅
見付けたのはキミの記憶-データ-の欠片
それ以上壊れないように
ボクはキミをそっと抱きしめた





ゆっくりと崩れ落ちる仮想空間
流れる涙はニセモノなのかな
命の宿らないボクらには
ニセモノもホンモノもわからないけど
築き上げたモノは
確かにココに遺るから


ボクらのココロはいつでも
仮想空間でonline
繋がってるんだろう
これから先もずっとずっと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

virtual love

鏡音シリーズ2。
いや、なんか創りたくなっちゃいまして。
いや、あくまでも、これは個人的なイメージです。
だから、
『こんなの鏡音のイメージじゃない!』
だとか、
『変なイメージを作るな!』
とか、そういうのはナシでお願いします…。

閲覧数:36

投稿日:2010/04/25 07:29:55

文字数:889文字

カテゴリ:歌詞

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