二人で色々と過ごしたんだ
うだるような夏や、あかぎれした冬や。
ドラマみたいな話じゃない、
だたのよくある話。
少し聞き飽きた君の声
初めて会った日は、もう覚えてないや。
通学路をはしゃいで帰ったり、
二人で雨宿りをしたり。
花火祭りや初詣とかも
もうお決まりみたいに、二人でさ。
そうして共に過ごしたんだ
仲良くしてたんだ。
でも、僕らはきっと
ねぇ、僕らはずっと
恋や愛なんかじゃ、ない。
だから君に伝えるのは
いつか君に伝えるのは
これからを、過ごせるように、と。
どうか、健やかであるように
どうか、幸せになれるように
どうか、忘れないように
ねぇ ねぇ
いつかはきっと君も
誰かを愛する時が、来るのだろう。
それを僕は、願っている。
離れるのは、きっと寂しい。
そんなことくらいは分かってる。
でも全てをドラマに当てはめるのは
きっと、もっと虚しい。
愛の言葉を囁くのが
恋の調べを紡いでいくのが
決して、正しいわけじゃ、ない。
どうか、健やかであるように
どうか、幸せになれるように
どうか、忘れないように
ねぇ ねぇ
いつか、離れるけれど
きっと、寂しいけれど
どうか、挫けないように
ねぇ ねぇ
いつかはきっと君も
誰かを愛する時が、来る事を。
僕はただ、願っている。
願っている。
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