くだらない芸術にはなびかない
この街には未だに華がない
好きなものを好きなだけ
食べられる場所であってほしい、な
自分を好きになれないやつは嫌い
人のことを好きになれないやつも嫌い
私もまだまだ知らないけどさ
真実の愛のカケラを集めよう、ね
愛を求めた怪獣が
夜行性の生き物になっていく
いつか腐ってしまう前に誰かの
「大事なもの」になりたくて
あなたにラブをあげて
きみからのラブをもらう
私が私を諦めてしまう前に
今日も少しだけ起きてようか
否定されることもあったかな
「好きな服」より「似合う服」だと
それでもやっぱり!って思うことを
許して欲しくて今日も呟いた、よ
灰色の物体に囲まれ
夢を捨ててはいないかしら?
私はあの頃描いたいびつな落書きが
今でも私の夢だと言い切れる、わ!
愛を求めた怪獣は
不器用に人を傷つけていく
コーラルの意味にあるように
「秘められた愛」を知りたくて
あなたにラブをあげて
きみからのラブをもらう
それが普通なんでしょう?違うの?
「それは無駄なものばかりじゃない?」
いいえ、私にとっては無駄ではないの
「未来のことを考えなさい」
いいえ、今のことだけを考えます
愛を求めた怪獣を
愛してしまった少年は
「頭のおかしいやつだな僕は」と
ため息をついた でも
愛を求めた怪獣は
澄ました顔でこう言った
「私と真実の愛を探しに行きませんか?」
愛を求めた怪獣が
夜行性の生き物になっていく
いつか腐ってしまう前に誰かの
「唯一のもの」になりたくて
あなたにラブをあげて
きみからのラブをもらう
私が私を諦めてしまう前に
世界が私を諦めたとしても
私が全てをたいらげてしまうまで
どうか少しだけ見守っていてよ
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