吐いて捨てた過去を昇華しても
迷子が迷子を探す状態さ
満ちてるからこそ愛を願って
行き過ぎた幸せは届かないと知る
生を速めてく
人が流れてく
サイズ違いの未来は履き慣れず
刑を早めるに
至らずに堕ちる
熱を嗅いだ
Neira 君の手を引いて 虚空の彗星に息を呑む
大地を蹴り飛ばして また追い付く夢を観る
裂いて破く蛙鳴蝉噪も
借り物みたく見えちまう始末さ
いつでも届く距離にある名前を
叫ぶ日が訪れてしまうことが
怖かった
ああ 僕は息を吸って 気取った涙腺に 火をつける
合図を振り掲げ今 君に逢いに行こう
釘を刺さずに胸の前に突き付けてくれた
あの日の君の痛みが 未来を変えたよ
震える声で 軋む両の足で
迎えに来たよ
Neira 僕は手を振って 眩んだ彗星の光を目掛け
合図を送ろうと未だ あの背に追い付けない
Neira 僕は庭園を抜け 気取った彗星へ手を伸ばす
大地を蹴り飛ばして また君に逢いに行く
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