A-1 四面楚歌、逃げ走る
   声になっていない叫びは雨に打ち消されて
   ぐらりぐらり倒れ行く はみ出す
   正規の道、直線上から

B-1 逆さまのままで いつになく優しさ求めて
   わざとらしい『 』をつけれないで 立ちすくんだ

S-1 鏡の中落ちてった 宙ぶらりんのお姫様
   私より速い雨雫 掌乗せて
   淡く淡く溶けてく 掴みきれない言葉が
   誰かのような台詞を真似したら 鏡の向こうに、消えた


A-2 掌を、誰かへと
   預け、落ちる雨に躓き雨は掻き消されて
   ゆらりゆらり頷いて 口から
   零れ出す弱音 『で隠して』

B-2 吐き出した台詞 いつになく諦め始めて
   本気で言う『 』をつけ忘れて 立ちすくんだ

S-2 鏡の中落ちてった 宙ぶらりんのお姫様
   私より遅い真実を 掌落とし
   淡く淡く溶けてく 消えて見えない想いを
   誰かのような台詞をかざしたら 鏡の向こうに、消えた

C  ゆらり ゆらり 倒れ行く はみ出す
   鏡の中、視界上から

S  鏡の中落ちてった 宙ぶらりんのお姫様
   私より速い 雨雫 掌乗せて
   淡く淡く溶けてく 掴みきれない言葉が
   誰かのような台詞を真似したら 鏡の向こうに消えた

   誰かの言葉で さよならと『 』つけず言う


―ふりがな―
A-1 しめんそか にげはしる
   こえにならないさけびは あめにうちけされて
   ぐらり ぐらり たおれゆく はみだす
   せいきのみち、ちょくせんじょうから

B-1 さかさまのままで いつになくやさしさもとめて
   わざとらしい うそを つけれないで たちすくんでた

S-1 かがみのなか おちてった ちゅうぶらりんのおひめさま
   わたしよりはやい あましずく てのひらのせて
   あわく あわく とけてく つかみきれないことばが
   だれかのようなせりふを まねしたら かがみのむこうにきえた

A-2 てのひらを だれかへと
   あずけ、おちるあめにつまづき あめはかきけされて
   ゆらり ゆらり うなずく くちから
   こぼれだすことば うそでかくして

B-2 はきだしたせりふ いつになくあきらめはじめて
   ほんきでいう かっこをつけわすれて たちすくんだ

S-2 かがみのなか おちてった ちゅうぶらりんのおひめさま
   わたしよりおそい しんじつを てのひらおとし
   あわく あわく とけてく きえてみえないおもいを
   だれかのようなせりふをかざしたら かがみのむこうにきえた

C  ゆらり ゆらり たおれゆく はみだす
   かがみのなか しかいじょうから

S  かがみのなか おちてった ちゅうぶらりんのおひめさま
   わたしよりはやい あましずく てのひらのせて
   あわく あわく とけてく つかみきれないことばが
   だれかのようなせりふを まねしたら かがみのむこうにきえた

   だれかのことばで さよならと かっこずけずいう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

『Lost language』

こういうのを書いてみました。

本音を話せない少女、いつも他人の台詞で何かと接してきた。
でも、消えていくばかり。周りには何もない。

括弧つけてばかりのさよなら。
私には、何もつけずのさよなら
本気で言う言葉は、括弧をつけ忘れる。


タイトルは結局これで決定w

ふりがな 変更しました。
と、いっても『 』を一部変えただけですけど。

7/4 Aパートの出だし・サビの長さを変更。

閲覧数:220

投稿日:2011/07/05 20:58:19

文字数:1,291文字

カテゴリ:歌詞

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