迷子の妖精と静かな午後

風がそっと頬を撫でて
空に浮かぶ雲が笑う
小さな羽音で飛び立つけど
どこへ行くのか決めてないの

サビ
迷子の妖精、ふわふわと
静かな午後の中を彷徨う
どこかに行くべきかも知れないけど
今はただ、空を見上げてるだけ

影を作る木々の間で
遠くの音が届いてくる
でもその音は遠すぎて
結局、耳を澄ますだけ

サビ
迷子の妖精、空回り
静かな午後に溶け込んで
何も決めずにここにいる
それだけで十分なのかもしれないね

ブリッジ
花が咲くのを待っているような
小さな手のひらにひとひらの夢
風がくれるのは、ただの瞬間
でもその瞬間が、世界になる

サビ
迷子の妖精、風に乗り
静かな午後、どこへ行くの
迷いながらも進んでいく
この時間が永遠のように感じて

アウトロ
迷子の妖精、ふわふわと
どこにも行かず、空の下
迷っても、それでいいんだよ
だって、今が一番大切だから