暑い暑い
ゴロゴロしてても汗がダラダラ出てくるよ

扇風機に頼ってみるけど
生ぬるい風がかき回されるだけ

こんな時、頼りになるのは冷凍庫の中のキミ
キンキンに硬いキミ
甘くて冷たいボクのアイス！！！

どれにしよう～？

呑気に選ぶ冷凍庫前
冷気が下へ下で落ちていく
それだけでも幸せ♪

やっぱりこれだね！
取り出したるはハーゲン○ッツ
甘酸っぱくいこう！
「ストロベリー！」

モグモグモグ

火照る体に
ヒンヤリアイスは幸せ気分
甘くて美味しい
スィーツタイム

幸せすぎてもう一つ！
暑いんだもんいいよね、もう1個！

今度はコレだ！

「がー○が○ー君♪」

梨味マジメにオススメです！
ジューシィ梨味幸せ気分

幸せタイムは長くはなくて
あっという間に食べ終わる
またも戻る、蒸し風呂タイム

暑いなぁ・・・・・・・ぁ？

ゴロ・・・
ぎゅるるるる・・・

変だな？
何か変だな？
お腹が・・・変だあああああああああああああああ

２つのアイスがもたらす災難タイム
あんなに幸せだった時間が
あっという間に真っ黒に染まる

トイレはまだかあああああああああああ

お尻に力をグググといれて
刺激しないようにと
ソーッと急ぐ
もう一歩もう一歩

そこへ来たのは可愛い弟

「あ、お先」

ちょっ！！！！！！

待ってくれないボクのお腹
グルグルグルグル叫んでる

どんどんどんどん
冷や汗が
背中や顔や太股の裏に伝ってくる

まずいまずいまずいよまずい！！

「早く出てぇええええ！！！！」

内股気味にドアの前
叫んで叩いていたら
可愛い妹やってきて

「お兄ちゃん・・・プッ・・・内股っ」

早く出て、早く出て、早く出て！！！！（トイレ的な意味で）

もう限界もう限界もう限界
ホントにもう限界なんだよ！

空気を読んで弟が

「トイレぐらい、ゆっくりさせてよ」

と出てきてくれた

「ゴメン！」

飛び込んだトイレ
あぁ、よかった・・・間に合った

喜んだのもつかの間で
スッキリしたぞと掴んだら
スカっと空を切った僕の右手

もし・・・や？

なーーーーーーーーーい！
紙がなーーーーーーーい！！！

トイレから叫んでみる

「誰か紙ぃ～～～！！」

すると緑の髪の妹がやってきて

「ハイ」

と渡してくれたのは
さっき食べたハーゲン○ッツの空の容器

「ほぐして使って・・・」

Noooooooooooooooo!!!!!!!!!!!!

「冗談だよ」

と笑って妹は渡してくれたトイレットペーパー

（１度に1個にするよ）

ボクは心からそう誓った

トイレに篭った15分
暑くてまたアイスが欲しくなったのは
ボクだけのヒミツ