
所詮はあなたも人間だったんだ。
感情ばかり育て上げていた。
思い出の数で物語る人生は、
どれも一つも残らず馬鹿らしいな。
笑えるんだ。
今日もまた 描いてる
飽きもせず時間に逆らって
あなたにいつか伝わるのだろうか?
そう 歌っている
今日もまた 描いてる
明日もまた 描いてるんだ
私も所詮人間なんだ。
花弁、ただ宙に舞う。
夕陽が沈んでいく。
頭の中で繰り返してる
誰の声だろう?
言葉の奥で 痛むのが
「さよなら。」
ただ、それだけでも。
所詮は全てが当然だったんだ。
窓辺に咲いた花が枯れていた。
「壊れてくほどに美しい人生」か。
手に取るには大切を抱えすぎていた。
今日もまた 溢れてく
繰り返す季節に従って
あなたと見れば笑えるのだろうか?
そう 歌っている
今日もまた 忘れていく
明日もまた 忘れていくんだ
私も所詮人間なんだから。
花弁、また宙を舞う。
夕陽に影が伸びる。
頭の中で繰り返しても
意味もないのに。
心の奥で 痛むのは
何故だろう?
あなたは、また空を切る。
夕陽に沈んでいく。
頭の中で擦り切れるまで
廻り続けてよ。
言葉の奥で 願うのは
「さよなら。」
拝啓、あの日の貴方へ。
「戻らない心の歪みを隠すよう目が悪くなった、
どうでもいいと口を突いた、
夕景に消えていった、
夏の空、明日を拒んだ、
星を数える事を止めた、
貴方の声は、まだ止まない。」
また朝に戻るだけ。
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