Frozen　Rain

ある日僕は気づいた　沢山伝えたいことがあるのさ
（ハロー　ハロー）
夢の中かな？
（ハロー　ハロー）
分かるかな？
それは些細なこと　だけど　とても大事なこと　どれも
（ハロー　ハロー）
お寝坊さんは起きたかな　さぁ出発だよ
山ほどの　音符に集めた
応援歌（ことば）を送るよ　君の元へと...

６．
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...

８月１５日の午後１２時半くらいのこと
天気が良い
病気になりそうなほど眩しい日差しの中
することも無いから君と駄弁っていた
「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら
君はふてぶてしくつぶやいた
あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機
バッと通ったトラックが君を轢き...

カクシゴト
言葉呑み込んだ。
その事実知られないように。
あなたには知られないように。
カクシゴト
この顔だけは見ちゃ駄目
あなたとは対等でいたいから
その事実知られてしまった。
あなたにも知られてしまった。
また言葉呑み込んだ。...

夢なんてみたくない　一人になってしまった
さよなら　ばいばい
またねは一度もなかった
星が見れなくなった　雲におおわれて
きらり　ぴかり
月だけが見てる
実際実際遥か遠くで
夢は叶わないと知ってしまった
どうかどうか消えてしまった
私と君との物語はどこで終わったのか...

ミ「ふわぁぁ(あくび)。グミちゃ〜ん、おはよぉ……。あれ？グミちゃん？おーいグミちゃん？どこ行ったん……ん？置き手紙？と家の鍵？」
ミクちゃんへ
用事があるから先にミクちゃんの家に行ってます。朝ごはんもこっちで用意してるから、起きたらこっちにきてね。
GUMIより
ミ「用事？ってなんだろ。起こしてく...