■No.226
フライブルク月紀行
A
「街で一番 大きな時計塔(とけいとう)へ
星を見に行こう」
そう君は 笑った
だけど その君は ボクに何も言わず
遠い 遠い場所 へと旅立ってしまった
B
君の消えたこの街では 石畳(いしだたみ)の
雑踏(ざっとう)も酷(ひど)く 寂(さび)しく響くよ
S
君 追いかけ 旅に出よう
星のラジオ 肩の 鞄(かばん)に詰め込んで
悲しくて 泣くとしたら
君と一緒がいいな
A
街で一番 賢(かしこ)い君は言う
「月に行きたい」と
「月を目指すんだ」と
だけど このボクは ノロマで愚図(ぐず)だから
君の 後(うしろ)を 追いかけてばかりだった
B
もしもあと一歩 この足 踏み出したら
君の待つ場所へ 行けるのだろうか
S
君 追いかけ 夜(よる)に飛ぼう
君のいない街は 耐えられない だから
飛び降りようと 前向いた
丸い月が見えた
C
言えなかった想いは 今もそのままで
思い出す棺(ひつぎ)と 君の声
「いつか僕が 月に着いたのなら
僕はそこでも キミを待ってるよ」
S
君の笑顔 思い出した
星のラジオ 胸に も(う)一度詰め込んだ
約束は してなくても
君に会いに行こう
S
月を目指し 走り出そう
君のいない涙 たまに零(こぼ)れるけど
この旅が 終わる時は
君と一緒がいいな
君に会えたらいいな
■ひらがなきこう
まちで いちばん おおきな とけいとへ
ほしを みにゆこう そうきみは わらった
だけど そのきみは ぼくになにもいわず
とおい といばしょ へとたびだってしまった
B
きみのきえたこのまちでは いしだたみの
ざっとうもひどく さびしくひびくよ
S
きみおいかけ たびにでよう
ほしのらじお かたの かばんにつめこんで
かなしくてなくとしたら
きみといっしょがいいな
A
まちで いちばん かしこい きみはゆう
つきに いきたいと つきをめざすんだと
だけど このぼくは のろまでぐずだから
きみの うしろを おいかけてばかりだった
B
もしもあといっぽ このあし ふみだしたら
きみのまつばしょへ ゆけるのだろうか
S
きみおいかけ よるにとぼう
きみのいない まちは たえられないだから
とびおりよとまえむいた
まるいつきがみえた
C
いえなかったおもいは いまもそのままで
おもいだす ひつぎと きみのこえ
いつか ぼくが つきについたのなら
ぼくは そこでも きみをまってるよ
S
きみのえがお おもいだした
ほしのらじお むねに もいちどつめこんだ
やくそくはしてなくても
きみにあいにゆこう
S
つきをめざし はしりだそう
きみのいない なみだ たまにこぼれるけど
このたびがおわるときは
きみといっしょがいいな
きみにあえたらいいな
■清書
フライブルク月紀行
「街で一番大きな時計塔へ
星を見に行こう」
そう君は笑った
だけどその君は ボクに何も言わず
遠い遠い場所へと 旅立ってしまった
君の消えたこの街では
石畳の雑踏も 酷く寂しく響くよ
君追いかけ旅に出よう
星のラジオ 肩の鞄に詰め込んで
悲しくて泣くとしたら
君と一緒がいいな
街で一番 賢い君は言う
「月に行きたい」と
「月を目指すんだ」と
だけどこのボクは ノロマで愚図だから
君の後を追いかけてばかりだった
もしもあと一歩 この足踏み出したら
君の待つ場所へ 行けるのだろうか
君追いかけ夜に飛ぼう
君のいない街は耐えられない だから
飛び降りようと前向いた
丸い月が見えた
言えなかった想いは今もそのままで
思い出す棺と 君の声
「いつか僕が月に着いたのなら
僕はそこでもキミを待ってるよ」
君の笑顔 思い出した
星のラジオ 胸にもう一度 詰め込んだ
約束はしてなくても
君に会いに行こう
月を目指し走り出そう
君のいない涙 たまに零れるけど
この旅が終わる時は
君と一緒がいいな
君に会えたらいいな
■説明など
ボクっ娘万歳
基本的に1音1語で対応してるはずですが、
2回目の「遠い」など2音で3語処理してる部分もあります
もろもろ変更・譜割調整おkですー
【曲募集中】フライブルク月紀行
Ryun様の歌詞募集曲
「タイトル未定 歌詞募集中 」
http://piapro.jp/t/8r41
に書かせて頂いた歌詞です
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楽曲URL:https://piapro.jp/t/eNwW
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楽曲URL:https://piapro.jp/t/Vxc1
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楽曲URL:http...参加作品リスト 2017年〜2021年
MVライフ
6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...オズと恋するミュータント(後篇)
時給310円
8月15日の午後12時半くらいのこと
天気が良い
病気になりそうなほど眩しい日差しの中
することも無いから君と駄弁っていた
「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら
君はふてぶてしくつぶやいた
あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機
バッと通ったトラックが君を轢き...カゲロウデイズ 歌詞
じん
おにゅうさん&ピノキオPと聞いて。
お2人のコラボ作品「神曲」をモチーフに、勝手ながら小説書かせて頂きました。
ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
時給310円
君の神様になりたい
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「僕の家族の歌で君が愛を大事にすればいいのに」
そんなことを言って本心は欲しかったのは共感だけ。
欲にまみれた常人のなりそこないが、僕だった。
苦しいから歌った。
悲しいから歌った。
生きたいから歌った。ただのエゴの塊だった。
こんな...君の神様になりたい。
kurogaki
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