『月下美人』

S
 闇夜に咲いた 一輪の花
 どうせ短き命 散るのなら
 艶やかに 淑やかに 咲きましょう
 その色香に 溺れ 濡れて 果てなさい

A1
 散らかったノイズ
 探し出して 拾い上げるの

 乾ききったハーツ
 グロスアップ ジュエルに変えるの

B1
 生き場所がないのなら 私のモノになりなさい
 散り逝くその時まで 可愛がってあげるから

 柔らかな花弁(はなびら)に 口付けるように
 少しずつ暴き出し 曝(さら)してあげる

S
 闇夜に咲いた 一輪の花
 どうせ儚き希望 消すのなら
 華やかに 強かに 消しましょう
 この逢瀬に 融けて 爆ぜて 堕ちなさい

A2
 砕かれたピース
 踏みにじって 粉々にして

 皺になったシーツ
 横目で見て ため息をつくの

B1
 帰るとこがないのは 私の方だったのね
 また咲いて魅せるわ 可愛がってほしいから

 たわわに実った果実 味を見るように
 ジワジワと攻められて 捧げてあげる

S
 闇夜に咲いた 一輪の花
 どうせ短き命 散るのなら
 艶やかに 淑やかに 咲きましょう
 その色香に 溺れ 濡れて 果てなさい

 たった 一夜の夢 月下美人

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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月下美人

大人の恋愛をイメージして書いてみました。
ちょっとセクシーに。

この詩は現在

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投稿日:2014/05/04 23:48:32

文字数:516文字

カテゴリ:歌詞

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