気が付くと追いかけてた　光をくれたあなたを
伸ばした指先が　擦りもしないほど離れてく
これ以上届かなくても　想いはちゃんと伝えたい
向かってくる風の中に　気持ちをひとつに集めて

どんな気持ちで　今を進もう
行き先がなかったら　走り出すことはできない
どんな力が　僕に必要？
あるべき毎日を　この手に入れておきたい

one more time　会いたい
目の前にいたはずの　あなたはもういない
残った手の　ぬくもりだけが
わずかな記憶を　呼び起こす


まだ遠いあなたまで　あとどのくらい距離がある？
伸ばした指先の　隙間からわずかに見えている
縮まらないこの距離が　どうしようもなく長く見える
向かってくる風と共に　気持ちをあなたに届けたい

あなたを探し続ける　時代（とき）の中
雨が降っても　雪が降っても
僕は探し続ける　あなたに会いたいから

one more time　呼んでよ
いつものように　僕の
名前を　もういちど
響いた声の　余韻だけが
わずかに　聞こえてるよ


one more time　会いたい
目の前に　いたはずの
あなたは　もういない

one more time　呼んでよ
いつものように　僕の
名前を　もういちど

僕はまだ呼んでいるよ

あなたに届くまで