弱虫の冒険記
冒険小説の主人公みたいに
楽に生きられたらな
頑張った分だけ良いことがあるなら
いくらでも努力するよ
挑戦と報いを天秤にかけたら
納得なんていくはずなかった
桁外れのリスク見ないようにして
愚痴りながら歩いた
ある日見つけた隠し道
どうやら誰かが作ったらしい
詭弁で都合良く仕立てた舗装された道
たまには休憩もしたいし
逃げる勇気も必要だ
言い訳を課して理想から遠ざかった
息を切らして駆け抜ける日々を
最も望んでたはずなのに
遠ざかってく理想の未来に
小さく手を振った
「また今度。」
粘着質のアメ舐めながら歩く
入り組んだ抜け道
数年後の今は達成感を噛み締めよう
懐かしい昔のこと
ある日旧友とすれ違った
とても晴れやかな顔をしてた
黒い靄が薄く腹の中に広がり始めて
誰かのせいでこうなった
真面目に生きてみたかった
言い訳を重ねて抜け道にまた
逃げ込んだ
息が切れるまで走り続けた
正しいんだと言い聞かせるように
辛い思いなんてしたくないんだよ
甘えなんかじゃない
「当たり前だろう!?」
いつまで続けるの?
自問に足が止まる
平坦な道が虚しいよ
分かってたんだ何も変わらないこと
望んでた道じゃないってこと
息を切らして道を駆け抜けた
今までの道を逆に向かって
こんな僕でもまだ追いつけるかな?
強く憧れたあの理想に
月日は流れ茨の道を
乗り越えた一人の男の目に
写ってたのは理想の未来
大きく手を振った
「また会えたね。」
弱虫の冒険記歌詞
自身とうだうだ万歳さんによるNNIオリジナル曲「弱虫の冒険記」の歌詞です。
歌ってみたなどにどうぞ。
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