Herrscher

君は刻を走る先駆者
どこまで走って行くのかい
(Ich Herrsher Verlierer)
僕は刻を歩く理解者
どこまでも歩いて行くのさ
(Ich Herrsher Verlierer)

何がおかしいって?お互い様じゃない
君は先を行くだけ、僕は後を行くだけ

君は新幹線で
僕は鈍行列車で
(Ich Herrsher Verlierer)
マスコン握れば進んでいく
そんなレールに立ってるのさ
(Ich Herrsher Verlierer)

何がおかしいって?お互い様じゃない
君は先を行くだけ、僕は後を行くだけ

時間(セカイ)は誰の手で回ってるのか
回してるのか、自転するのか
地球儀(セカイ)をクルクル回して
止まるのを待つだけ、それが運命ってやつかもね

君は走るのやめた
どうして立ち止まるのかい
(Ich Herrsher Verlierer)
僕は追いついた
たまたま君がいたから
(Ich Herrsher Verlierer)

何がおかしいって?お互い様じゃない
君が止まってるだけ、僕は追いついただけ

君は突然泣きだした
傾れ込み俯いて
(Ich Herrsher Verlierer)
僕はしゃがみこんだ
瞳を見つめたくてそれだけで
(Ich Herrsher Verlierer)

君は口をつぐむ
唾をゴクリと飲み込んで
(Ich Herrsher Verlierer)
僕はケラケラ鳴きわめく
天を仰ぎ眩しげに
(Ich Herrsher Verlierer)

何がおかしいって?お互い様じゃない
君が泣いてるのを、放っておけないだけ

時間(セカイ)は誰の手で回ってるのか
回してたつもりなんだね、何も問わない
地球儀(セカイ)がクルクル回って
止めてみるのも、それも運命ってやつかもね

この世を支配するものは、それは誰でもなくて
この世を理解する事が、即ち支配する事
誰かを拘束するのも理解が必要で
自分を犠牲にするのも理解が必要で

そんなの不条理かもしれない
だけど……

時間(セカイ)は誰が回しているのか
理解しないまま塞ぎこんで
地球儀(セカイ)をクルクルまわしたつもりで
踊らされてる道化にはなれないから

それが君の支配者
(Ich Herrsher Verlierer)
それが僕の支配者
(Ich Herrsher Verlierer)
それは君が支配者
(Ich Herrsher Verlierer)
それは僕が支配者なのだ
(Ich Herrsher Verlierer)
……と、スズメが呟きそっと発ったのである。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Herrsher

うさぎさんとかめさんのお話であって、ありさんときりぎりすさんのお話。
自分で曲つけようと思ったけどピンとこないから、公開だけしてみました。
一応タグにイメージだけつけておきますね。

閲覧数:125

投稿日:2014/05/23 04:13:13

文字数:1,107文字

カテゴリ:歌詞

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