不純愛

昔の曲。音悪い。


不純愛

気がつけば　視界の中で　君を捉えていたんだ
それは束縛という　壊れた愛情の形
いつだって君は優しく　笑顔で応えてくれた
それが僕の激しい　思い込みだと気づかずに

戸惑う君の仕種に　不自然さを感じていたよ
暴走した僕の禁断愛　ずっとずっと辛かったんだね

揺れる心に降りしきる雨　独り善がりの想いを流して
二人過ごした季節がほら　滲むように　霞み消えて逝く
許されない愛情…不純の花が咲き誇る

被虐的妄想癖に　僕は気づいていたんだ
指でなぞる手首は　不安を消した自傷痕

心配性の君の事　心のどこかで微笑った
もっと傷口増やせば　君は　ずっと傍に居て呉れる？

言葉の中で見せた溜め息　君の無情の仕種が辛くて
もしも願いが叶うなら　偽り微笑いでも　構わない
救われない哀情…不純の花が咲き乱れ

愛しさが壊れるほど辛くて　振り向かない君の名を叫んだ
………『不純愛を正当化する』　そんな僕は憐れですか？

揺れる心に降りしきる雨　独り善がりの想いを流して
二人過ごした季節がほら　滲むように　霞み消えて逝く
揺れる心に哀しい雨が　慟哭消すように降りしきる
二人繋いだ季節をもう　君は　思い出す事無いでしょう

許されない愛情…不純の花は枯れ朽散る