S)爪弾(つまび)けよ 激しいほどに萌え立つ
幾億の祈り捧げ奏でて


1A)ほの暗(ぐら)い夜の片隅には
砂丘に吹く風が歌を抱く
響かせよと唸る風紋に
ギターラ掻き回して

1B)知られども知らぬふり
渇く目を開いて
写る人は 泡沫でも

2S)爪弾けよ 激しいほどに萌え立つ
幾億の祈り捧げ奏でて
宛どない行くべき道を失(な)くして
途方に暮れる日が待っていても
迷いは決してない
止めどなく声降らす


2A)「さよなら」「さようなら」と言葉交わし
二度とは会うこともない人の
背中を見つめて呟いた
「花が咲きますよう」と

2B)摘み取って毟っても
何度も芽吹く花
枯れぬように歌を注ぐ

3S)「忘れるな花はいつか枯れるもの」
始まりと終わりを繰り返す
命とはなんと尊く美しい
同じものは二度と咲くことない
命が許す限り
柔らかく声降らす


4S)爪弾(つまび)けよ 激しいほどに萌え立つ
幾億の祈り捧げ奏でて
傍らで抱いた古いギターラの
音色に想いを巻きつけて
今はまだ夜の端(はじ)
掻き鳴らし声降らす

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

コエフラシ

人生とは砂漠の旅のようなもので、旅人と出会って別れての繰り返し。砂漠では中々花は咲かないけれど、強い祈りと想いを忘れなければ、いつだって花は咲くのだ。枯れてもまた種を残して咲くのだ。歌を歌って大切なあの人の背中を押せるようになれたらどんなに嬉しいだろう。雨が砂漠を癒すように、コエフラシもきっと大切なあの人の心を潤すはずです。そう信じたいです。(コエフラシ=歌歌い)歌はできれば女性ボカロがいいです(>人<;)タグはあまり意味はありません。

閲覧数:104

投稿日:2018/09/28 00:49:15

文字数:459文字

カテゴリ:歌詞

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