『 Anecdote of Chaos / メトレト 』


 (00:20)
 凍れる都会(まち)の影を駆ける
 刹那の不協和音
 隠しきれない慟哭を
 吹き去った風の後に聞く
 
 (00:46)
 どれだけ手を伸ばしても
 掴めないでいる願いは雪のようで
 静寂に立ち尽くした足下には
 物言いたげな冷え切った感情が
 横たわっている

 (01:12)
 嗚呼...
 憂いも哀しみも全て飲み込めたなら
 舞い上がる鷹の行方を知れただろうか

 (01:48)
 かつての空は今や遠く
 霞む青の色
 見出せていない答えを
 喧騒に紛れさせて歩く

 (02:14)
 どんなに声を上げても
 届かないだろう祈りに傷を増やして
 立止まる足下では落ち始めた銀の礫が
 曖昧な感情を鋭く貫く

 (02:40)
 嗚呼...
 零(ゼロ)から積み上げた物語の未来を
 雲の向こうに在る月は知って居るのだろうか

 なあ...

 (03:16)
 混沌に揺られる小さな世界の隅で
 迷わないために僕らは問い続けている

 (03:28)
 嗚呼...
 憂いも哀しみも全て飲み込めたなら
 舞い上がる鷹の行方を知れただろうか

 (03:43) 
 嗚呼...
 零(ゼロ)から積み上げた物語の未来を
 雲の向こうに在る月は知って居たのだろうか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Anecdote of Chaos

時報さんの歌詞募集中の曲(http://piapro.jp/t/IZie)に書かせていただいた作品です。

久しぶりに書いた歌詞で、なんだか堅苦しく重い調子に^^;
でも楽しかったなぁ~^^♪

歌詞の改変は採用が決まったとした場合に、
時報さんだけが変えていいものにしたいと思っています。

閲覧数:221

投稿日:2013/08/31 00:51:58

文字数:576文字

カテゴリ:歌詞

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