ふらり、と
浮かべる
他愛のない空想

吐き出した声は
釈然としないまま

ふらり、と
ただよう
安寧に腐りたい

君だっていつか
大人になってしまうの


ダイヤモンドはやわらかく
夜の帳は不躾で
薬指で縛る心臓を
君に握り潰されたい

僕はもう傷付かないで済むように
くちばしを赤い糸で結わえたんだ

ふらり、と



君のその浅はかさが好きだった

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浅はか

「僕は、君のその浅はかさが好きだったよ」

閲覧数:93

投稿日:2011/06/25 12:14:05

文字数:177文字

カテゴリ:歌詞

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