春ざかり 埋火に 少女の檻 鍵はあらじ
まぼろしの 中でしか 聞けぬ子守りの唄
後ろ指 裂いた痣 触れる度血のにじむ頬
止めて
眼の色や言葉で 継いで接いだ善意で
生命(いのち)まで 潰されるの
神様 叫ぶほど 空虚な言葉増えるなら
枯れた地燃やす花になりたい
息をする この姿が それほど醜いですか
誰の名を 祈る?
繰り返す 徒歴史 満開の桜
色褪せた 万華鏡 地獄での祭囃子
風見鶏 右向け右で満足ですか
絶え間ない脈動を この疵を晒せ花吹雪
どうか
居場所も愛も罰も 与えられなくていい
地の底で 嗤っててやる
明日は 何処にある? 希望に群れる鳥よ
鼓動は強く 打ち付けるのに
伸びた爪 潰れた喉 崩れゆくヒトノカタチ
何故胸が 痛い
「心など 無い人で 溢れた浮世で僕ら
誰よりも 心に花を飾らなくちゃ」
貴方の声が 遠のいてく もう
私は光には成れない
私を 殺したのは 無知な憐れみの声
枯れた墓標に花は咲かない
いつの日か 触れた筈の ぬくもり一つを抱いて
立っていよう 此処に
朽ちてなお 見上げれば 満開の桜
鬼節に花
花も、鬼も、人の手で産み出される。
曲:豆腐メンタルincP
絵:綺咲
動画→https://sp.nicovideo.jp/watch/sm39465011
ライナーノーツ→https://bit.ly/30kdKPb
ボカコレ秋2021で公開されました。
前のバージョンに動画挿入の物語全文を置いています。
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気づいてほしいの
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他人が生きてもどうでもよくて
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それでも「平和に生きよう」
なんて素敵...命に嫌われている。
kurogaki
おにゅうさん&ピノキオPと聞いて。
お2人のコラボ作品「神曲」をモチーフに、勝手ながら小説書かせて頂きました。
ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
時給310円
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