貴方はまだ夏の楽しさを知らないでしょう
踊りながら教えるわ
だから私を愛して

ぬるい風に乙女がたたえた髪も踊る
はしゃぐ足が浴衣の裾までこじ開ける

暑さを吸い尽くした情熱は好き放題!
空さえも燃やし尽くす
あたかも百鬼夜行人の群れ
熱を帯びた左手が行き場を探してる

踊り狂え!夏が溶けるほど
今はもう亡い爺婆先祖の
神がかったステップに気圧されないで
踊り狂え!腰が抜けそうさ
体ごと混ざるまで
暑さなんて吹き飛ばして


滲む汗に薄い布が体晒しても
乙女はただ
湧き上がる熱い鼓動を信じた

貴方はまだ夏の過ちを知らないでしょう
焦げ付くまで教えるわ
だから私を愛して

黄泉から舞い戻った人の群れ
すり減って還るまで踊り明かす
刹那に転びそうなこの体
強引にでも引き寄せて
私を抱きしめて

踊り狂え!夜が明けるまで
見るに見かねた爺婆先祖が
余計なお世話を焼かぬように
踊り狂え!空も飛べそうさ
心ごと果てるまで
理性なんて吹き飛ばして

いったい何度繰り返したろう
ひと時戻ったって誰にも見えやしない
妬ましく愛しい現世だから
一切何もやりきってないの
言葉じゃ足りない
夏の向こう側を知ろう

踊るしかないじゃない

踊り狂え!夏が明けるまで
今夜消えゆく運命の私に
我武者羅なステップを見せつけてくれ
踊り狂え!足がもげるまで
一回きりの人生を
ボロボロになるまで刻み込んで
夏に狂え!愛で焼けそうさ
こちら側に来るまで
笑って踊って狂って愛して

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ぼんすかだんす

盆・SKA・ダンス

曲製作中

閲覧数:83

投稿日:2012/07/09 12:31:45

文字数:632文字

カテゴリ:歌詞

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