窓を扉に変えて飛び出した
今なら飛べる気がしたんだ
前ばかり気にして僕は
背中の羽根が何色なのかも知らないまま
いつか投げ出した未来を思い出す
そうだ僕は僕を捨てたんだ
でもそうなら今ここにいるのは
「僕はいったい誰なんだよ!」
ねえ君が地上から見てる気がした
手を大きく広げて待っているなら
僕はこのまま落ちるのも構わないって笑えるよ
君があと少しで手を下ろしても
僕を支えきれずに諦めても
「よかった」と最後は言える
空にクジラが飛んでいたなんて
嘘だと君は笑うんだろ
空を飛んだ人にしかね
見えない秘密たくさん教えてあげたいんだ
今は気付けるよ姿を隠してる
奇跡だとか運命だとかが
色を塗ったよう輝き始め
一つ一つその意味まで
ねえ君が宇宙から見てる気がした
星の隙間隠れて待っているなら
僕は息苦しくもがくのも悪くないって笑えるよ
君が僕のことを突き落としても
僕の苦しむ様を楽しんでいても
「よかった」と最後は言える
僕は僕を捨てたけど
君がまだ僕を僕と認識してくれるなら
ねえ君が扉から見てる気がした
手を必死に伸ばして泣いていたから
僕もその手を掴んでありがとうって泣いていた
僕がどんなに自分を嫌いでも
君はずっと好きでいてくれるから
「ごめんね」と今は素直に…
ねえ君が地上から見てる気がした
手を大きく広げて待っているなら
僕はこのまま落ちるのも構わないって笑えるよ
君があと少しで手を下ろしても
僕を支え切れずに諦めても
「良かった」と最後は言える
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