どっかの路地裏 カサカサの手に息を吹きかける
町は灰色で 僕の翼も灰色で
どっかにあるかな 僕が飛べる空あるかな?
冬は寒くて 少しタバコに火をつける

一緒に飛ぼう 一緒に歌おう
なんてったって僕らは鳥
一緒に死のう 一緒に落ちよう
なんてったって僕らはヒト

少し晴れたかな? スカスカのハネ隙間風が吹く
僕のホネツバサ 風は受けない

きっとそこにどっかにある 世界が待ってる
そう信じたまま また飛び降りた
いつか夢は叶うはず 誰かが叫んでた
それは僕かもね また空は消えた また僕は落ちた


どっかの路地裏 カサカサの手に少し血がにじむ
光る街灯と 少し薄れたシルエット
どっかの窓から 高さ数メートルの空を飛ぶ
一瞬むこうは 血溜まりの中光はない

一緒に飛ぼう 一緒に歌おう
なんてったって僕らは風
一緒に死のう 一緒に落ちよう
なんてったって僕らはゴミ

少し雨が降る スカスカのハネ雨が染み渡る
僕のホネツバサ 宙を引っ掻く

きっとそこにあるはずの 世界が廻ってる
そう願ったまま また飛び降りた
ほんの数秒飛べるから 僕らは飛び降りた
ホネツバサ抱いて また飛び降りた

あるはずのない空に向かって また飛び降りた
また飛び降りた また飛び降りた また…

どっかの路地裏 骨の翼抱いて眠るよ
僕のホネツバサ 空をつかみ取ることはできなくて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

ホネツバサ

閲覧数:79

投稿日:2008/07/12 05:38:16

文字数:582文字

カテゴリ:歌詞

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