君にあやまりたいことが たくさんあるよ
3番線見送りに 行けなかったこと
下手くそな強がりに 気づけなかったこと
こんなにも君を好きになったこと
「元気?」とか「桜は咲いた?」とか
ありきたりなメールの裏の裏の裏とか
考えたって駄目だな
君から少したばこの匂いがした
ほっぺたにはほくろが二つ
「笑うと目がなくなっちゃうんだ」って
照れて顔を覆うとこ
変わってなかったな
あの時好きだったんだよって
冗談っぽく笑って見せるけど
グラスについた口紅が
なんだか悲しいんだ
君から少したばこの匂いがした
髪は茶色に染まっていた
「東京は楽しいよ」なんて笑って
まるで知らない人みたいな標準語だったな
特等席だねってお互いの隣を
大切にしていたかったよ
笑う目尻はあの頃と同じだ
恋心だったんだよ 泣きそうな夜だ
君にあやまりたいことが たくさんあるよ
3番線見送りに 行かなかったこと
「またすぐに会えるから」って嘘を吐いたこと
こんなにも君を好きになったこと
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