私をそっと包む夜　君がいないと 星もない暗闇になる
もうずっと顔をみてないから　懐かしく思い出を探っている

次はいつ会えるの？だなんて　電話したら そう言ってしまいそうで
困らせるだけだと知ってる　だから わざと繋がない電波


一瞬で心繋がるのなら　心離れるのも一瞬でしょ？
不安が静けさに熔けて　一層 苦しみに堕ちていくんだ


ねぇ こんなにも愛してるのに　一緒にいられないだけで
積み上げた強さが 少しずつ　アンバランスに揺らいで傾いていく
あぁ 一滴の衝動が今　全身に響き渡って
寂しさに 胸がぎゅっとなる

たったひとつの願い事は 「ただ君に会いたい」

嗚呼 嗚呼



三日月そっと浮かぶ夜　私の心も まだ満たされないままで
かわりに 君が好きと言ってたワインを注いでグラスを満たした

ふたりきり 暮らした時間が　染み付いた部屋で一人うずくまる
追憶の断片に残る君は　霞まずに笑っていて


愛することの代償は　きっと これ以上ないくらい重いんでしょう
ふたりの距離 痛みだって　一つの愛の形かもしれない


ねぇ こんなにも想ってるのに　一緒に過ごせないだけで
信じる力が弱くなる　歪み始めた感情に浸っている
あぁ 一筋の衝撃が 今　全身を貫き抜いて
切なさに 胸がぎゅっとなる

たった一つの願い事は 「今すぐに会いたい」



嗚呼


君も こんなふうに　私のことを 想ってくれているのかな



ねぇ こんなにも愛してるのに　抱き締め合えないだけで
保ってきた強さ　少しずつ　アンバランスに揺らいで傾いていく
あぁ 一瞬の衝動が 今　全身を貫き抜いて
切なさに 胸がぎゅっとなる






たったひとつの願い事は





「今 君に会いたい」