朝もやに包まれる心の縁
鉄の擦れる音
記憶の羅列

通り過ぎる景色を目に焼き付けて

コンクリートの手触り
人の手の暖かさ
記憶から抜け落ちたあの日

失なわれてしまった大切なもの
もう二度と思い出せない

体の傷の深い痛み
自分以外の誰かの感触

夢見た記憶すら無く
軋む痛みに感じ入る

そうしているうちに
痺れを切らして
街を歩く

空っぽの頭に憤慨と悲しみを詰め込んで
実感をえる



何を探しているのか
何を求めているのか
何もわからないまま

ただ毎日を歩いた

延々に列なる奇妙な家々に
出くわすこともあった

夕暮れのサソリに目をつけられ
逃げるまわる日もあった

それでもそうしながら
毎日を歩いた

空っぽの頭に憤慨と悲しみを詰め込んで
歩き続けた



そうして
いつしか
辿り着く

焼け跡の前に
立ち止まって涙する

ここが家だというのに
思い出せない

溢れる涙が止まらない



歩いて歩いて
家路を捨て

涙流して捨て去って

空っぽの頭に憤慨と悲しみを詰め込んで
颯爽と街を歩く

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ロスト ロスト オールロスト

なんか荒削り。 形になっているようで、なっていないような感じで以降進まない。

閲覧数:88

投稿日:2010/08/10 22:26:55

文字数:458文字

カテゴリ:歌詞

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