飲み込んだ夜にバスは落ちていく
繰り返す日々に手を振りさよなら
飛び去ったあの鳥はもう戻らない
透明な雪は君に降り積もる

混ざり合った波は足首を拐う
欄干の上に月もうはいない
切り取った視野に君の灰の痕
そうきっとこれはすべてが本当のこと

止め処なく意識は零れて夢に落ちる高架下
苦しまないでお願い
時計の針はまだ

この臓腑を震わせて生きること
その血の音
誰もいない部屋は朽ちて
白く眩む街灯の影

朝の窓辺に散らばる身体を抱き寄せて
僕ら溶け合うように永遠のさいごを
シーツを汚して君は冷えきった床に倒れ込む
もう明日は来ないよ
一緒に気が触れるまで笑おうね

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

埋もれた二月 歌詞

閲覧数:1,065

投稿日:2020/04/19 22:21:40

文字数:284文字

カテゴリ:歌詞

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