口をつぐめば簡単に呼吸の一つも曖昧な
数えきれない感情が伝わってしまうような
目を合わせて単純に手のひら二つで会話した
その映えない表情を明るく照らしたくて

それはきっと純粋に溢れ出した自分のこと
曝け出していたいだけでもどっか違うような
上手く言い表せなくてしまい込んだ答えだけ
また一歩踏み出せないそんな弱い僕だ

問いかけてみた心の裏側に
張り付いた思いもちゃんと口に出してみたくて

それでも足りないような気がして
今日だってただ言葉を飲み込んで
吐き出すのはまたため息ばっかりで
こんな僕じゃいられないなんて
分かっているんだけど
絡まった感情がまた邪魔するんだ

夢の中ではそうきっとみんなと同じように
対等に語り合えるそれなのにおかしいな
当たり前にできること僕にはなぜかできなくて
抱え込んだ劣等も誰にも言えなくて

たくさんのこと覚えてるのにね
いつまでもずっと頭では分かっていも

心の声は降り積もるだけで明日だってきっと吐き出せず
飲み込むまま自分の中にに閉じこめる
そんな僕の本心さえも分かんなくってもう
考えることばっか嫌になるね

また繰り返すそのたびに自分を見失い続けて
ほんの少しだけの勇気が僕にあれば
この小さな手のひらを握りしめて

何かが足りないような気がして
飲み込んだ言葉を今吐き出して
伝えられるの正真正銘僕のこと
ちょっとずつ心のカラを破っていけるように
本当の自分だって言えるように

口を開けば簡単に呼吸の一つも曖昧な
数えきれない感情が伝わってしまうような

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コトノハ

閲覧数:130

投稿日:2023/05/28 23:31:22

文字数:656文字

カテゴリ:歌詞

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