BPM.184

幻想
その場所で存在していたいと
願っていたって
もうどうにもこうにもならないよ
そんな運命
平常を保っても
涙は止まらなくて
ずぶ濡れになった
服も明日も　全部　池の中

その瞳で希っても
ビルのてっぺんには届かない
赤い絵の具でシグナル点灯　
でも還ってこない

さぁ思い出せ　切り刻んでく
その目に映る過去は微笑んでる
潔白の中　仄かに濁る
蔑んだ明日見たくないから
でも思い出す　何故思い出す？
君の心が僕に写るんだ
手を伸ばそうか？　そのままでいい
この場所が守ってくれるから

だって僕がなんて言ったって
耳を傾けることはないだろうし
それにそんなこと言っちゃえば
次の標的に選ばれてしまう
それが怖いんだ
だめだめなんて言わないで
状況を逆さしたら
君も同じことするでしょ？

「如何せん奮いを立たせて
言い訳の乱舞くぐりぬけて
わけわかめな正義感を選ぶ」
ことは出来ないな

さぁ目を覚ませ　切り刻んでる
日々増すごとに　募る罪悪感
血色悪い　君がつぶやく
「こんなとこじゃ鼻も噛めないよ」
でも嗤い合う　何故嗤い合う？
君の心が僕に映るんだ
手を伸ばそうか？　そのままでいい
この場所は安全と信じて

びびりぬかしてんじゃん
逃げたい気持ちは満載
腰抜け野郎言うことは
いっつもくだらん言い訳で
ＯＳ
ここは考えよう
ＯＳ
いや考えても無駄かも
ＯＳ
答えは変わらない
どうなったって僕には関係ないじゃん
　

正義はいつも勝つのだと
僕はいつでもそう思ってた
いつから僕はこうなったんだろう　

さぁ手を伸ばせ　脳に放たれた
決断の音に騒ぐアドレナリン
屈託のない　僕の心に
蔑んだ君の目が映る　　
さぁ思い出せ　正義染みてた
昔の僕はそこで笑ってる
さぁ突き破れ　黒く染まった
こんな場所とはもうさよなら…