
愛してるって言って抱きしめて
その手できゅっとしめて
ボクは人間なんかになりたくなかったんだ
貴方のぬくもりに触れて悟ってしまったの
僕は醜いんだ ニンゲンなんだ
ねぇ気づかなくていいよ 僕の心も
長袖の裏の傷も 見つけないでね
そうだった 誰にも僕は見えない
嗚呼、ガラクタ未満の何者か
そして無色透明でだれにも
そう存在すら気づかない
僕にもちゃんと身体があるよ
みないフリしないで ボクの存在なんてそんな物なんでしょ
それでも愛されたくて ちゃんとぼくをもとめて
何してもいいから 傀儡でいいから
欺瞞に満ちた世界で 生きて理解した
嗚呼、醜い人間にならず済んだの
だってボクはヒトじゃない 我楽多
ね 故にきれいなままでしょ
ボクに気づかないでよお願い
触れたら戻れない
ボクには優しくしないで 戻れなくなるから
キミの瞳でボクを見ないでよ
そんなにあったかい眼差しの君と目を合わせたら
存在のすべてが肯定される
気づいた あの日から ボクは生きていた
キミと見つめあったあの日から
愛を知ってしまった
ぜんぶ君のせいだ醜くなっていた
愛してるって言って抱きしめて
穢れた責任をっとって ちゃんと報われるように
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