■青髪魔神のシュールな日常■
(語り)
―アナタの望み、一つだけ叶えましょう―
(がくぽ)
遥かな昔 神々の時代
愚かな神が ランプに閉じ込められた
神々はその部下に言った
「千の願いを叶えよ
さすればお前の主(マスター)は解き放たれん」
(がくぽ)
【ある蠱惑的な女】
(MEIKO)
さぁ、ランプの魔神よ 私の願いを叶えておくれ
優しくランプを擦ると 青髪の青年が眼を開く
(KAITO)
「さぁ主(マスター) 貴女の願いは何ですか?」
(MEIKO)
「一生歳を取らない体にしてちょうだい」
(KAITO)
「わかりました それでは」
(がくぽ)
魔神がひらりと手を振れば 彼女は一生不老となり
愛しい彼の人の元へと駆けて行く
(がくぽ)
【あるみすぼらしい女】
(ルカ)
さぁランプの魔神よ 私の願いを叶えておくれ
優しくランプを擦れば 青髪の青年が微笑んだ
(KAITO)
「さぁ主(マスター) 貴女の願いは何ですか?」
(ルカ)
「一生お金に困らないようにしてちょうだい」
(KAITO)
「わかりました それでは」
(がくぽ)
魔神がひらりと手を振れば 彼女は一生富には困らず
一生の幸せを買い求めた
(KAITO)
遥かな時代 神々の時代
愚かな私は罪を犯した 神々は私の部下に言った
「千の願いを叶えよ さすればお前の主は解き放たれん」
---叶えるだけで、良いのですね
幸せなど約束していない
私はただ願いを叶えただけ
ある女は本当の愛を忘れ 若い男の上で腹上死
ある女は金を生む女と捕らえられ 死ぬまで金を貪られ
幸せなど約束していない
私はただ願いを叶えただけ
(台詞)
そんな、ある日---
(がくぽ)
【ある双子の子供】
(リンレン)
さぁランプの魔神よ 私達の願いを叶えておくれ
小さな手がランプを擦れば 青髪の青年が現れる
(KAITO)
「さぁ主(マスター) 貴方達の願いは何ですか?」
(リンレン)
「私(僕)達の姉を生き返らせて」
(がくぽ)
魔神は困ったように微笑んで
「生き返らせてよいのですか?」
一言だけ 呟いた
どんな願いも二つ返事で答えてきた
主が見せた 初めての表情(かお)だった
(リン)
「たった16で死んだ姉に もっと世界を見せてやりたいのです」
(レン)
「たった16で死んだ姉に もっと幸せを送ってやりたいのです」
(がくぽ)
願いを聞いた魔神は頷き いつもの台詞を呟いた
双子の姉はやがて目覚め 花開くように微笑み腕を伸ばす
抱きついた双子が手を取れば ポロリとそれは腐り落ちた
fin
青髪魔神のシュールな日常
()←内は劇の配役的な感覚です。
とにかく全員出るような歌詞が描きたかったので。
もしこの詩で曲作ってやるという素敵な方がいらっしゃいましたらどうぞよろしくお願いします。
因みに配役↓↓↓
青髪魔神(愚かな神) KAITO
その部下 がくぽ
最初のマスター MEIKO
次のマスター ルカ
最後のマスター リンレン
最後のマスターの姉 ミク
…ルカ様、MEIKO様、がくぽ様、すいませんでした。
というか、彼等の新たな一面を開拓するようなのですいません。
元が残ってるなら改変自由です。
つか誰かタイトルをつけ直して下さい orz
よろしくお願いします。
絵的にはこんな感じです(線画のみですが・・・)
↓↓↓
http://piapro.jp/content/vqtcijt53v3h3g6s
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