黄昏の名残が窓から射し込んでる
どこかで君の影が動いた気がしたけど
甘い感傷に包まれてく
フィルムを巻き戻す 君の笑う声
「巡り逢い別れる 当たり前の事」だと
遠くを見つめながら 言い聞かせる呟き
オレンジ色に染まる部屋が
瞳に焼き付いて 繰り返す別れ
やがて雨が降り出すでしょう
まるでこの街を隠すように
振り向いた過去にはモノクロームの二人
古いシネマのようにノイズに掻き消される
静寂が包むこの部屋にも
やがて雨音が聴こえてくるでしょう
失くしたものは見つけられない
二人の過ち 責めるように
今 降り出した窓を叩く雨
君の想い出も消えてゆくでしょう
振り向けば誰かの影
この雨は降り続く
00:00 / 03:34
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想