海辺をふたりで歩いた
となりの誰かを忘れてない？
もともと おしゃべり
得意じゃないことは
わかっているけれど
やっぱりさびしい
あなたを好きなんてこと
言ってもないから
まだまだ引き返すことだって
できるんだからね
波間に浮かぶ海鳥ながめて
しばらく立ち止まる
まぶしい光その目を細める
横顔見てるの気づきもしないのね
もう一歩踏み出すの
やめよかな
あなたが言いたい言葉
わかっているのよ
知らないふりしてるけど もう
そろそろ限界
あなたの視線遠くに向いてて
わたしを見てないし
緊張してる心が伝染
どきどきしてきたわ
かすれた声で聞き取れなかった
でもわかりました
ちょっぴりじらそうかな
にっこりほほえんで
どうしよっかな どうしよっかな
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