いつからだろうね 飛ぶのを願った
この目に映る 数多の星を
掴みたいと願った 青い手のひら

いつからだろうね 空を飛んでた
飛んだと言うより浮かんでた
はらり、空を掻く 僕の手のひら

背中にあった白い羽は
どうやら君の両手みたいで 
君が居たから 僕は飛んでた
縋っていただけだったのさ 君の手のひら 白い手のひら

ねえ その綺麗な羽を
僕にも 貸してくれないか
行き先は 君の手の上
優しげな白い光の中で 心地よさに目を閉じて


いつなのだろうか 湿った砂が
じとりと羽に 張り付いて
堕ちたと悟った 若い手のひら

いつなのだろうか 君のその手が
緩く乾いた 白い翼を
離してしまった 甘い手のひら

君が欲しがった僕のこの手は
本当は泥に汚れていたの
君が居たから 僕は飛んでた
ずっと支えられていたのさ 君の手のひら 淡い手のひら

ねえ その綺麗な水を
僕にも 分けてくれないか
この羽じゃ 僕は飛べない
心地よい水の雫に ふるりと肩を震わせて


飛びすぎたんだよ きっと、きっと
せめてほら 手を繋いで

絡めた指先から きっと伝わっている

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

羽と両手

双子イメージかもしれません。手のひらが8回も出てきます。

閲覧数:80

投稿日:2009/04/12 01:25:31

文字数:481文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました