『母の手帳』
気がついたらパッパラパー
お父ちゃんも家から出てった
一人悲しむお母ちゃんの
背中をただただ見つめた
僕が何かやろうとすると
おちこぼれって馬鹿にされ
別に落し物なんてしたっけな
あの夕日にうたれながら
消えそうになる心臓が
冷たい風にあおられながら
小さく動く音が聞こえた
気がついたらアイヤイヤー
帰る家には僕以外いなくなった
一人悲しむこの苦しさ
誰か抱きしめてくれないか
話しかけてくれる押し花
お母ちゃんが残した手帳に
挟んであった赤いカーネーション
あの夕日にうたれながら
走ってたころを思い出した
冷たい風にあおられながら
日曜日、一輪の花を抱えて
あの夕日にうたれながら
消えそうだった心臓が
冷たい風にあおられながら
小さく動く音が聞こえた
『母の手帳』
最初はなんか、母をテーマにするはずじゃなかったんだけど、
「あ、そういえばそろそろ母の日も近いんじゃね?(・ω・)」
的なことを思って、
「じゃぁ、そんな感じにしてみるか(´・ω・)」
ってなったら、こんななった。
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