『母の手帳』

気がついたらパッパラパー
お父ちゃんも家から出てった
一人悲しむお母ちゃんの
背中をただただ見つめた

僕が何かやろうとすると
おちこぼれって馬鹿にされ
別に落し物なんてしたっけな

あの夕日にうたれながら
消えそうになる心臓が
冷たい風にあおられながら
小さく動く音が聞こえた

気がついたらアイヤイヤー
帰る家には僕以外いなくなった
一人悲しむこの苦しさ
誰か抱きしめてくれないか

話しかけてくれる押し花
お母ちゃんが残した手帳に
挟んであった赤いカーネーション

あの夕日にうたれながら
走ってたころを思い出した
冷たい風にあおられながら
日曜日、一輪の花を抱えて

あの夕日にうたれながら
消えそうだった心臓が
冷たい風にあおられながら
小さく動く音が聞こえた

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『母の手帳』

最初はなんか、母をテーマにするはずじゃなかったんだけど、

「あ、そういえばそろそろ母の日も近いんじゃね?(・ω・)」

的なことを思って、

「じゃぁ、そんな感じにしてみるか(´・ω・)」

ってなったら、こんななった。

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投稿日:2013/04/04 20:50:29

文字数:343文字

カテゴリ:歌詞

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