篠つく雨

あなたは言った
「傷を隠したまま 生きるのか」と
答えはそっと この手の中で
今も 眠っている

降り止まぬ雨 
この手をつたう雫は記憶
忘れたいから 
この手で十字を切り跪き祈る


震える背中は篠つく雨に打たれて
佇む私だった
哀れみ言葉 優しさなんていらない
さよなら もう 戻れない日々よ

あなたは言った
「裏切りさえも また許せるの」か
気付かない二人 慰め合ってた
いつか痛みを知る

鳴り止まぬ声
この叫びは届けば きっと
恐れずに今 定めを受け入れあい
この時を 生きる


震える背中は篠付く雨のように泣く 
あの日の私でした
心も体も もう一度零に戻して
このまま また歩き出せるだろう

あの頃のように・・・


消えない消えない消えない
あなたの声を優しく振りほどいて
心も体も 想い出に浸りながら
沈んでゆく

震える背中は篠つく雨に打たれて
佇む私だった
哀れみの言葉 優しさなんていらない
さよなら もう 戻れない日々よ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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篠つく雨

バンド用の歌詞 その2

閲覧数:81

投稿日:2013/04/23 08:37:02

文字数:435文字

カテゴリ:その他

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