最果て5秒前、静かに目を閉じた
蔦巻くベランダからせいので飛び降りた
やさしい光から微かに見下ろした
苔蒸す日がなはもう静寂の向こう側
ねえ、話そうか
今朝は何食べた？
ねえ–––––––
ねえ、ごめんね
気になることばっか
ねえ、聞いてよね
ねえ、これからは
電話もメールもないから面と向かって話せるよ
繫いだ手の温度から不安なことも伝わるよ
だけどグッバイ…グッバイ…
グッバイ…グッバイ…
グッバイ…もう戻れないよ
雨降り2秒前、傘にあたる粒が小さな花になる横断歩道越し
シャッターを下ろした
歪に切り貼った造花の花束をあなたに贈るんです
ねえ、覚えてる？
約束の言葉を
ねえ、私もね忘れてないんだよ
ねえ、嬉しいよ
だから気にしないで
ねえ、抱きしめて
夢におちていく
テレビもラジオもないから電波は恋の送受信
誰もいない荒野からアンテナ立てて雨宿り
貴女が種を蒔くならば、寄り添う僕は植木鉢
乾いた僕の左肩、零れた雨の花が咲く
00:00 / 04:46
さよならディストピア
とにかく退廃的をテーマにしました。
ボカロリスナー受けを狙ってみた曲だったりもします。
２番の途中の左右のギターがかなり気に入っています。
「ハッピーバースデー」には及びませんが、こちらもアクの強い曲になっております。
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