求め合う指先が触れ合い
僕達が出会ったのだとすれば
それは
淋しい愛の果てだ

傷つくことを恐れ愛した
そんなもの一瞬で終わるだろう
そんな
哀しい恋なんて 一瞬で

遠くなる背中に呟く"愛してた"
動く唇さえ君は見てくれない


心の中に雨が降る
瞳から降ろうとしなかった雨が
心に小さな雨を降らす

心の中が冷たくて
手に残る温もりを心に送る
心は拒んでもっと降らす

瞳から降ればいいのに



笑い合った時間が色褪せ
僕はただそれをぼーっと見ていた
いまだ
夢から覚めないまま

写真の中の君に
雨粒を落とそうとしてみたって
出ない
心がずっと泣き 落とせない

もっと一人ぼっちになってしまって
僕しかいない部屋で雨が止むのを待つ


静かな雨音が響く
心で降っているのに耳まで響く
いい加減止まないかと悩む

心の中でそっと
傘を差し出す気配もないのに
止まらぬ想いが僕を枯らす

涙で潤したいのに



携帯の着メロが鳴る
瞳から降ろうとしなかった雨が
まだ心に降らせていたけど

心の中で君が
傘を差し出して俯いたまま照れて言った
"もう一度やり直そう"

赤い目の君を抱き寄せて
見上げた空に浮かぶ太陽が
笑っているような気がした



ライセンス

  • 非営利目的に限ります

teardrops


オリジナル歌詞置き場より。

閲覧数:31

投稿日:2010/04/04 22:57:22

文字数:529文字

カテゴリ:歌詞

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