A
窓際座る ふと見れば 窓が鏡になっていた
音を通して 画像だけ 僕にありのままを見せつけた
年上だろう あの窓は 多分たくさん会っている
歩き疲れて 飽きてきた 今の僕のような学生を
B
不満を嘆く気はないが 愉快と嘘も嫌なんだ
講師の語る内容が 足元照らす時期過ぎた
「なにしにきてる?」声がした
制服を着た記憶達
S
土下座してまで神に頼んだ
未来に立って ため息のために呼吸してる
夜の向こうに灯りあったら
鏡はきっと 凍える風から守ってくれる
拳を庇って殴れない僕は
今日もまた優しい世界に甘えてる
A
呪いのように 染み付いた 壁が話題をふってくる
きっと汚れを 叩いたら 愚痴がカビのように積もるんだ
ノートと共に 買ってきた やる気を椅子が吸っていく
空いた隙間を 埋めようと そこの睡魔伏せて捕まえた
B
孤高を気取る気はないが 他人と競う熱もない
未来を描くキャンバスに 乾いた筆で縁を取る
「まだできないの?」声がした
服無いままの理想たち
S
成長(トキ)に流され僕が溶けてく
消えてもいっか 綿雲のような浮遊思考
遙か向こうに灯りあっても
鏡はきっと 焼け付く日差しを防いでくれる
目だけを守って微睡んだ僕は
今日もまた優しい世界に甘えてる
B
他人の夢を集めてた 架空の傷を集めてた
出来ないことを集めてた 少しの自慢抱き寄せた
「なにしてるんだ?」呟いた
ジコブンセキはもう終わり
S
土下座してまで神に頼んだ
未来に立って 歩き出すために呼吸してる
夜の向こうに希望あったら
あの窓きっと 鏡にならずに通してくれる
世間を見遣って隠してた僕を
今日だけは優しい世界が突き放す
C
僕が本当にやりたいことは
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想