月の河　夢の紅

ほっけ節

MEIKO生誕祭2020向け新曲です！　

初めての和風曲だからなかなか今回も大変でしたが、歌詞にマッチした幽玄なセカイを表現できたかなと思ってます！

（歌詞）
揺蕩えば　あかね帯び翳る天
背にすれば　藍染まる　
温とい雲が闇に襲われるとき
望みあらんと　上る朱砂見ゆ

望月よ　今宵　照らし給えよ
望月よ　誘い　道標の華のような光で
塞ぎこみ風の吹き荒れる杜でさまよう我に
嗚呼　一本のかえで生る頂へ

時の河は　月が照らしては
かえらない　せせらぎよ
朱砂はやがて黄金に変わりゆく
舶来のAlchemy　まざまざと見ゆ
水の音よ　包め　鎖を溶かせ
水の音よ　誘え　道を外さぬように　
錘を引き連れて　囚われ縛り付けられないよう　我を
嗚呼　夢の河　もみじ浮く一枚と

木船ゆく　先は　小春の息吹
麗しき御山　異界の気色の如く
乱世に生き抜いた我を　変らぬ紅で染め上げて
嗚呼　蒼氓の願いをば　天高く