BPMが止まったって
君が寝ぼけまなこになって笑っていた
君を救えないなんて
そんなの「もうたくさんだ」
例えばこんな歌があってさ
どこかの紛争が止むことは無くて
君の思いを詰め込んで
今日も私は歌ってる
不器用に描かれた五線譜 コード
不完全なまま奏でられた音たち
真夜中
「私の歌」だって
君が寝ぼけまなこになって
紡いだ夢を
願いを込めて歌うけど
掠れてしまって
誰も救えないけれど
つまずいて 傷付いて
涙拭えない時も
「私の歌」があった
それだけで
「心」救ってしまうから
「歌い続けよう」「この歌を」
「無謀な夢を追って」
「何になるの?」と
笑われたよ
それでも私と君の「音楽」は
鳴り止まないよ
綴られた旋律は
この世界を救える力が無くても
またひとり またひとり
誰かの心に降り積もる
きっと涙はダイヤのように
太陽の光を反射させて
こんなにも輝いて
誰かの歩みを照らし出す
「私の歌」だって
「いつかは届くよ」って
紡いだ夢が
校舎から放った紙飛行機みたいに
明日の空へ飛んでゆけ
悲しみが降り注ぐ
此処は好きじゃないけれど
君の「歌姫」になった
いつまでも
君と奏でていたいから
まだ見えぬ 未来へ
「下手くそな歌」なんだけど
「ⅣⅤⅢⅥ」の綴りで
紡いだ夢が
こんな世界の片隅じゃ
誰も 何も
救えないかもしれないけれど
喜びも悲しみも
ぜんぶ ぜんぶ 詰め込んだ
「私の歌」があった
それこそが
君の「大事なもの」だから
「歌い続けるよ」「この歌を」
そしていつまでも
描き続けてよ「君の歌」
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