
僕に与えられれた感情のシステムに
起きたバクに蝕まれ自我を失う
誰が僕で彼が僕かなんて
本当の僕は知らぬまま
落ちていく心地はまるで
夢に見た揺り籠の中の子守唄
目覚まし時計のベルが鳴り響いた
ぼやけた視界の中
僕に語り掛ける誰かが
「私を覚えているのなら名前を呼んでみせて?」
そういう貴女は誰なのか僕は分からない
映り込む世界の流れに僕は何も見出せずに
僕の名を知る君は誰?
望みが叶うのなら君の知ってる僕の目を覚まさせて
鏡の中を見つめるけれど
ありのままの僕はどんな人でしょう?
過ぎ去る時の流れに目を閉じたら
頭に鳴り響いた
声は次第に大きくなる
手に取ったスケッチブックに描かれてる
その全ては君の絵
最後のページに描かれた二人の似顔絵は
微笑んだ君と僕だった
埋め込まれたバックアップが全てを物語り
嘗ての記憶が込み上げ
僕の名は君が名付けたんだったね
大切に遊んでくれてありがとうね
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